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漫画図書館なつコミ倉庫館長の日記

あなたの好きなマンガがきっと見つかります。

人は自分に無い物を求める生き物なのか?/マンガ図書館の図書紹介

マンガ図書館の図書紹介

 

ちょっと、いや、僅かだけど涼しくなってるような気がする今日この頃…

 

 

皆さん如何お過ごしでしょうか?

 

 

さて。

 

 

今回紹介する作品はこちら。

 

 

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↑ちょっと幻想的なアートを感じさせる表紙ですよね。

田島列島
子供はわかってあげない 全2巻(上下)
2014
モーニング
2015マンガ大賞第2位

 

 

内容です。

 

 

主人公は高校2年生になる二人の男女。

1人は朔田美波。2年生にして水泳部のエースで性格はS気味。ちょっと天然のかわいいショートヘア。

 

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↑水泳部のエースでアニオタの美波


もう1人は同じ2年生の門司昭平。書道部に所属し、実家が習字教室をしており、ときたま子供達の習字の先生となるアニオタの大人しい男子高校生。

 

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↑習字以外、特になんの取り柄もないと思ってる門司くん。

 

そして門司くんのお兄さんはお姉さんになってる複雑な?家庭でもある。


出会いは校舎の屋上、2人が好きな共通のキャラクターから親しくなる。

 

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魔法少女バッファローKOTEKOが好きな二人、かなりマニアックなアニメキャラクターの様だ…

 


美波の母親は再婚で実のお父さんに5歳からあったことがなく、その上、行方不明だった。

そんな父親に美波は会って見たいと思う様になっていた。

 

 

そこで…

 

 

門司くんのお兄さん(今はお姉さん)が探偵をしてる事を知って、実の父親を探して貰うことになった。


美波のお父さんと門司くんのお兄さん(お姉さん)を含めた4人の奇妙な人間関係が物語を複雑に(面白く)させて行きます。


その過程でお互いの存在が気になりはじめた二人…


果たして、美波はお父さんに会える事が出来るのか?


そして、きになる二人の関係はどうなるのか…


読んでみた感想です。


会話や行動する場面で所々に入る現代風?の軽いギャグは画の描写と同じで淡い感じかします。

どうやら作者は親父ギャグを好んで使ってる見たいです。


なぜ?「子供はわかってあげない」なのか?

 

 

おそらく…

 

 

大人の複雑な事情は子供達には理解できないのは当たり前で、だからこそ軽率な行動や言動を繰り返す。そして自分の欲求に正直な行動をとる。

 

 

だからかな?

 

 

でもそれは子供に限った事ではないですよね。

美波はスポーツ万能で、あっけらかんな性格。

門司くんはスポーツは苦手なガリ勉タイプ?

 

 

なんか、昔のマンガの男女逆バージョンって感じ。

 

 

そんなパターンのマンガ、最近良く見かけます。


これも女性の社会進出のせいかと思った私はシッカリ中年なんだと自覚してしまいました。


話の内容は家庭環境の複雑さと、高校生の恋愛を扱ったかなり?ヘビーな内容なんだけど、全く深刻さを感じない画風が寺尾聰の歌の様にさり気なく進行し、結末します、(寺尾聰を知らない方はスンマソン)


この作品は男性より実は女性向けなのかも知れない…

 

 

と思ってたら作者さんは女性でした。

 

 

あ。

 

 

ちょっとビックリ。

 

 

最近の。


2巻しかないショートストーリーは内容が濃いものか多いですね。

 

後に引くってこと。


こんな方におすすめ。

 

もちろん、田島列島さんの作品が好きな方
やっぱり青春してる方だよね。
好きな人がいる男女(これ全ての人じゃない?)


最後に。

 

館長も若かりし、数十年前の高校生時代を思い出しました。当時は女性からの告白って夢の夢だったと思ってましたが、今は結構多いのかなー?え?当時からありましたか?あ館長が知らないだけなんでしょうねー。失礼しました。(^_^;)
ちなみに、このブログのタイトルは、全く違う性質を持つ二人が引きあったことから付けたタイトルです。


捕捉です…

作者の田島列島さんは30歳前後の女性漫画家
ショートストーリーが多いです。
この作品はマンガ大賞 第2位でした。